この程度の放射線は怖くないし、むしろ健康を増進する!!!

私のコメント:正確にはこの程度の放射線量は健康の増進には不足であると言うべきである。
 放射線はゼロであれば、それに越したことはないというのが常識と総理以下皆が思っているのではないか。以下の論文はそれに真っ向から反論するものである。
 6月14日ラッキー博士の論文(ホルミシス)をこのブログに掲載したが、今回は日本の服部博士である。論文に登場する学者は皆世界の1流学者であり、日本の方もそうである。

テレビに出たり、首相の諮問会議のメンバーは権威でもない2流の学者だ。意図的に権威を外しているのである。

以下の論文は科学的根拠を示している。文系の「感じ」では理解できないだろうが、これが真実である。
じっくりと読んでほしいものだ。目から鱗に違いない!!
放射線の規制限界は「放射線防護委員会」の誤った基準に基づいている。日本政府はその誤った基準に従っているのだ。

※後半の図をご覧になる場合、お手数ですがエクスプローラのメニューで、「表示」→「拡大」→400%としていただきたい。

放射線パラダイムの変革

最近30年の“活性酸素のアタックとDNA”修復の研究は目覚しいものです。特に20年前から、多くの酵素による修復(リペアダイナミックス)に関しては驚くべき内容が整理されています。
 DNAの二重螺旋切断は修復が困難であることことから、放射線で作られた活性酸素による損傷は修復容易であるが、直接放射線で切断されたDNAは修復が難しいとか、10年前にはいろいろいわれていましたが、米国科学アカデミーが発表したヴィレンチック論文はこのことに正面から取り組んでいます。
 カリフォルニア大学マイロン・ポリュープ博士とドイツの放射線分子生物DNA修復機能が無いものであったことが判明したのです。
 DNA修復活動とアポトーシズによる異常細胞除去が大きく進化しているひとの細胞とは全く違ったののだったのです

2.トーマス・D・ラッキー博士(生命科学者)
  アポロ計画に協力したミズーリ大学教授トーマス・D・ラッキー博士は1982年、世界的に有名な専門誌(Health Physics)に、「自然放射線よりも高く、特に100倍あまりの線量率が最適であり、10,000倍程度までの線量率の放射線を受けるのは、有害どころか生体の活性化を生じ、有益な効果をもたらす」と発表した。
 逆に放射線の極度に低い環境では、体調が悪くなるとのカーブを明示しました。

3.オークランド会議と電力中央研究所 
 ラッキー博士の論文を知った電力中央研究所は1995年1月、ラッキー博士の主張についてその当否を米国電力研究所に質問し、米国に責任ある回答を要求しました。
 1995年8月、米国はエネルギー省と電力研究所の共催でカリフォルニア大学医学部に依頼し、放射線ホルミシスの専門家会議を開きました。(オークランド会議)
 会議の座長を務めた米国電力研究所環境部のレオナード・セイガン氏から、1985年秋、「ラッキー博士の主張は、科学的に誤りではないが、昆虫などの小動物のデータが多い。だから哺乳動物実験など、積極的に研究を進めるべきである」という回答を頂きました。

4.放射線ホルミシスのプロジェクト研究 
 電力中央研究所の依頼で、1988年岡山大学がマウス実験を開始し、劇的なデータが得られ、1989年から岡田重文(放射線審議会会長、東京大学医学部教授)、菅原努(京都大学医学部長)、近藤宗平(大阪大学教授、日本の放射線分子生物学第1人者)ら20名以上の指導者を含む研究委員会を発足し、マウスなどへの100ミリシーベルトから500ミリシーベルトまでのX線やガンマ線の全身照射で、ガン抑制遺伝子p53の活性化、活性酸素の抑制酵素SODやGPxの増加、過酸化脂質の減少、膜透過性の増大(電子スピン共鳴測定)、インシュリンやアドレナリン、メチオニンエンケファリン、βエンドルフィンなどを各種ホルモンの増加、DNA修復活動の活性化、免疫系の活性化、LDLコレテロールの減少など、次々と明快なバイオオポジティブ効果が検証されました。

5.日本の動物実験結果による米国マイロン・ポリコープ博士の動き(1)1994年秋、ワシントンNH(米国立衛生研究所)近くの会議場で動物実験成果の概要を講演しました。
1995年秋の原子力学会(サンフランシスコ)で講演した夜、カリフォルニア大学医学部マイロン・ポリコープ教授の特別講演があり、低けベルの放射線規制についての誤りを正すためにワシントンに移り、原子力規制委員会に加わることを表明されました。

(2)マイロン・ポコープ博士(カリフォルニア大医学部米国核医学会の大御所)、ルーヴィッヒ・ファイネンデーゲン博士(ユーリッヒ研所長、放射線分子生物学世界第1人者)がワシントンD.C.に移住し、原子力規制委員会とエネルギー省にそれぞれ所属して、活性酸素のDNAアタックを分子活動の解析から、自然放射線によるDNAアタックの1,000万倍であると結論付け、連盟で多くの専門誌に発表されました。(1996年)

(3)米国原子力規制委員会(NRC)マイロン・ポリコープ氏の提唱で1997年秋、600名の専門家がセビリアに集まり(WHO/IAEA専門家会議)、低レベル放射線はDNA修復活動を無視しては議論にならないことを主張する医学・科学者側と国際放射線防護委員会との激論が続き、極端な線量率の広島、長崎(自然放射線の10億倍以上の線量率被ばく)と、低線量率の身体影響は決定的な違いがあり、低レベルは“線量率”で考えなければならないと指摘されました。

6.モーリス・チュピアーナ博士のダブリン宣言
  

 フランス医学科学アカデミーのモーリス・チュピアーナ博士主導によって1998年からEU研究者達の研究、放射線線量率をどこ前で上げると人体細胞のDNA修復は不可能になるのか、限界追求がなされました。

 2001年6月、アイルランドのダブリンでチュピアーナ博士は、、「自然放射線の10万倍の線量率すなわち10ミリシーベルト/時以下の放射線による損傷に対して、DNAは充分修復され、修復不良のDNAを持つ細胞を除去するアポトーシスなその人体細胞の防御活動まで考慮すれば、自然放射線の10万倍以下の線量率であれば、長時間に及ぶ照射でも人体細胞はパーフェクトで、ガンの発生は無い」と50年以上継続していたICRPに起因する全人類の課題に対して、歴史的な発表をしました。 世界の専門家達はこの活動に敬意を示し、2007年権威ある“マリー・キューリー賞”をモーリス・チュピアーナ博士に贈りました。 2007年の受賞記念講演で、チュピアーナ博士は、2006年に発表された米国科学にアカデミー報告のヴィレンチック、クヌードソン両博士の論文を紹介しました。

7.ヴィレンチック博士とクヌードソン博士の研究 
 ヴィレンチック博士とクヌードソン博士は、人類の放射線適応応答について研究し、2000年、2003年、2005年と、PMS(米国科学アカデミー報告)に発表しました。

① ラドンによる刺激で進化が進み、放射線による適応応答メカニズムが作り出された。
200年報告書の要点
 Sonatic cellの放射線適応応答の最高、つまり突然変異が最小値になるのは(anti-mitagmic radio-adaptive response)、10mSv/min(600mSv/hr)あたりである。
 放射線の効果は、細胞サイクルコントロール機構に直結している。これはTp53遺伝子(p52関連遺伝子)の活動がGⅠ期以降の、DNAが複製されるS期に活性化することが確認されている。最少の突然変異をもたらす線量率(M)は、1~10mSv/min(60~600mSv/hr)である。(注:単位に注意、日本では20mSv/年である)

② 2003年報告書の要点
  毎日生じている膨大なシングルストランドブレーク(SSB)のうち、約1%がダブルストランドブレークになり、細胞サイクルあたり50件のダブルストランドブレークの発生になる。 これを放射線で引き起こすと仮定すると1.5~10Svの放射線が必要になる。
 しかし、通常DSBは高度の正確さで修復されるが、稀に発生する修復のエラーやそれを救うアポトーシスの欠落でガンの発生になる。要するに修復不能率の最小値の追求が重要である

③ 2003年報告書の要点

放射線線量率効果、生命活動におけるDNA損傷
そして信号応答共鳴(Signaling Response)
Michael M. Vilenchik(Sally Baln Medical Center, Media PA)
Alfred G. Krudson(Fox Chase Center, Philadelphia, PA)
PMAS, Nov. 2006 Vol. 103 No.47(米国科学アカデミー)

 環境に適応してゲノム構築してきた生物体は、環境刺激が低くDNA損傷が少ない場合、DNA損傷修復活動自体が低調になっています。
 DNAは二重螺旋構造で守られて、軽い損傷は毎日膨大な修復がなされています。したがってDNAの異常で生じる生命の諸問題は,全てDNAのdouble Strand Break(二重螺旋切断)によるものです。
 30年前、酵素によるDNA修復が分かり始めましたが、このDSBばかりは修復が困難であると思われていました。
 現在は、通常生活でこのDNAの特別な異常(DSB)までが殆どエラー無く修復されることがわかっています

 現在得られている多くのデータを集約すると、マイン地の通常生活において発生するDNAの傷は、哺乳類細胞で1細胞サイクルあたり5,000件です。
 この傷は直ぐに正確に修復されますが、その約1%すなわち50件の傷はDSB(Double Strand Break:二重螺旋切断)になり、基本的な遺伝子異常の問題になります。

 放射線による直接被害は、DNA突然変異、DNA再結合、DNA転位、細胞不活性化、白血病誘発、などの発生になります。 電離放射線によって引き起こされたDNA損傷に対する応答すなわち修復活動の出来具合は、主としてDSBからの情報発信で決まるものです。

 ここで示されたことは、放射線による直接損傷に対する応答活動の程度は、日常生活で発生しているDSBとその対応のリズムに関係しているということです。
 日常生活で発生するDSBは、おもに人の細胞サイクルのS期(DNAf複製)の約6時間に50個程度発生します。1分あたりに換算すれば、50/360=0.14、すなわち0.14 DSB/minです。

 一方電離放射線によるDSBはよく研究されていて、10mSvあたり0.3DSBです。そうすると、5mSv/minなら0.15DSB/minということになり、日常生活におけるDSB発生頻度とほぼ同程度になります。

 5mSv/minとは、言い換えると300mSv/hr程度のアタックによって発生するDSBの損傷に最も慣れていて、エラーフリー修復活動が最高潮に達することを意味しています。 当然、酵素によるDSB修復活動も、修復失敗を発見してアポートシスによる異常除去活動も、300mSv/hrが最高潮になるというわけです。

 最も効果的な修復応答を生じるものは、通常の生命活動で毎日活性酸素で訓練していると同じ程度の発生率でDSBが発生する場合であることが分かりました。(共鳴的な適応応答)

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まとめ 
1997年のセビリア会議(放射線身体影響専門家600名参加)を受けて、フランス医科学アカデミー。モーリス・チュピアー代表は、EUの細胞学者に呼びかけ、ヒトの細胞にガンマ線などによる連続照射をし、発ガンなどの線量率の上限値を追及しました。2001年6月、ダブリンで彼は次のように発表しました。

「自然放射線の10万倍(10ミリシーバルト/時)もしかすると100万倍(100ミリシーベルト/時)以下の線量率であれば、ひとの細胞のDNA修復は見事になされ、アペトーシスによる異常細胞除去機構まで考えると発ガンに至ることはない。要するにこのレベルなら、ひとの細胞の抵抗機構はパーフェクトである」 
この研究努力を評価して、低レベル放射線影響の専門家達は、モーリス・チュピアーナ博士に名誉あるマリー・キューリー賞を贈りました。

 2007年の受賞講演で、博士は米国科学アカデミー2006年の報告書のヴィレンチック博士の論文を紹介しました。
ヴィレンチック博士は、細胞実験で放射線に影響されやすい精源細胞で、DNA修復限界は自然放射線の6,000万倍(6,000ミリシーベルト/時)以上であることを確かめました。

 放射線による治療を目指して前立腺がん細胞などによって、1,000ミリシーベルト/時を5時間適度照射することによって、がん細胞増殖抑制の可能性ありと暗示しています。 

すべての根拠として、数千万年もの間活性酸素と戦って生きてきた細胞DNAは、戦いなれたレベルつまり自然放射線の1,000万倍(1シーベルト/Hr)レベルの戦いに最も習熟しているとし、レゾナンスアダプテーション(共鳴適応)を述べています。

マイクロシーベルトでなく、ミリシーベルトでもなく、毎時シーベルトといった線量率にいたっているヴィレンチック論文の当否について、フランス医学科学アカデミーや国際ホルミシス学会の重要な専門家に質問すれば、DNA修復とアポトーシスがそのレベルで充分活性化しているのだと回答されるのは確実です。

 細胞あたりマイン値100万件のDNA修復がなされていることを無視している国際放射線防護委員会は、ヴィレンチック論文に達している科学者の現状をどう見ているのでしょうか。
                                    2011年7月24日
                                    ホルミシス臨床研究会理事 服部禎男

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  • どの程度までが微量放射線と呼べるか?

    Excerpt: 以下の田母神氏の発言が気になったので調べてみた。 世田谷区で毎時2.7マイクロシーベルトの放射線が計測されたということを危険だとマスコミが煽っています。全く気にする必要はありません。その1万倍の放射線.. Weblog: Tsurezure Pentatonic racked: 2011-10-13 02:02
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